ホスト業界で時々耳にする「飛ぶ」はホスト側のみならず女の子に対しても使われます。
ホストの「飛ぶ」は「お店を連絡なしにやめること」に対し、女の子側の「飛ぶ」は「売掛や未収を払わず音信不通になること」「タワーをする予定だったのに準備だけして当日音信不通になること」を言います。
女の子側が飛ぶ場合、ほとんどが担当ホストと何かしら問題があったことを意味します。
そのためお金の肩代わりをするのはたいていホスト側。
タワーだと被りの姫が代わりにタワーのお金を出すことも多々あります。
「担当にムカついたから飛んだ。もう知らん」
「タワー飛ぶくらい追いつめられる姫の気持ちも、担当のために飛ばれたのタワー代行する姫の気持ちもわかる……」
「私が指名したホスト、店飛びがち」
掛けを「飛ぶ」のは女の子にとって危険な行為です。
なぜなら、場合によっては詐欺罪が適応される場合があるから。
飲食店で無銭飲食をするのがいけないのと同じと考えましょう。
担当に大事にされたい一心で不可能なタワーの約束や無理がある掛けをするのは、自分自身や時には担当の首を絞めることに繋がります。
あくまでも、自分が支払える範囲でホストクラブを楽しみましょう。